なけなしのくらげ

くらげはいつもなけなしの何かをどうにかこうにかしています。

理想の自分

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やっとこさ、気持ちに折り合いがついて、ずっと手放そうか悩んでいた本を手放すことにした。

簿記検定の本と、色彩検定の本。


簿記検定は、そうだ、ちょうど三年前に勉強していたんだった。
私の事務員デビューは経理事務からだった。決して華やかなものではなかったし、どちらかち言えば地味なものだったし、今思い出しても、あの頃に戻りたいとは思わない。
けれど、事務員として始めて働いた会社であった。
その後営業事務に転職してから、何となく、「昔、経理事務していた経験もあるのだから、せっかくだし、簿記検定でも取るか。」そう思って買った本だった。
やっぱり仕事しながらの勉強はめんどうくさかったから全然やらなかった。それに簿記のこと、全然覚えていない。
何となく勉強をストップしたのだけど、それでも心のどこかで「いつか余裕が出来たらやろう」なんて思って本を捨てれなかった。そうこうしていてもう三年もたった。
どう考えても、きっと本を開くことはもう無い。
だけど、捨てれなかった。意味も無く事務検定を持っている自分に憧れていたのかも知れない。
取ろうっていっても3級だし、実際取ったところで何かあるってモンじゃない。
2級ならまだしも、3級。しかも3級ですら勉強するのがめんどくさいんだ。
わかっていたけども、ずっと捨てれなかった。

色彩検定の本も同じ様な理由で捨てれなかった。
色彩検定は、本を読んで適当に覚えたら3級が取れた。
だから、どうってことも無いんだけど。
だけど嬉しかったから準2級でも取ろうかと思った。
そうして3級と同じシリーズの本を買ったのだった。
かれこれ10年ほど前のことだ。

もうやらないだろう。
わかっちゃ要るけど諦めがつかなかった。
いつかやるかも知れない。色についてロジカルに考えるようになりたい。色彩検定準2級持ってるなんてちょっとカッコいいんじゃないか。
もうそういった、なれもしない自分の幻想に見切りをつけることにした。

 

10年も、なにをやっていたのだろう。

 

本を見るたびに、「やらなくちゃ」なんて自分を責めて、でもなんか言い訳をしてなんだかんだやらなかった。何度か引越しをしたのに、その度に持ち運び、新居ではタンスの奥にしまわれる。
そのくらい捨てずらいものだった。

ミニマリストとか断捨離アンのブログを見ると、こういった、昔やっていて途中で諦めたことの資料だとか、いつかやりたいと思って買った本だとか、そういったものは捨てにくいようだ。
ブログを読んでいる身としては、「それやらないから、はよ捨てな」とか、「それ手元に取っておいても、実際やろうとした頃には、その情報古いから結局買いなおさないといけないよ!」とか偉そうに思うのだけど、自分の身になると、どうも上手く考えられないようだ。

昨日の夜、「明日は本のパトロールでもするか、最近増えてきたな」なんて思って、そしていつものごとく「簿記の本とか色彩検定のほんあるよな」と思い出して、まだ勉強をやっていない自分に少し嫌な気分になった。

そしてすぐ「もうよく分からない自分の理想を捨てたいな」と思った。

そんなに重要でもなんでもない資格を取るための時間は私は作れなかった。
それに私は努力家でも、器用なほうでもなかったんだった。
ずっと前から知っていたくせに、なぜ今回の件には当てはめて考えられなかったのだろう。

 

そのほかにも昔の雑誌とかを探しだしてポイポイ箱に入れて
一部は売ることに、一部は捨てることにした。

 

きっとこんなにも悩んで、やっと売りに出したものだけど、
とても安いんだろうなぁ・・・・・、と思った。

終わり

 

ただ本を捨てる記事で1000文字以上書くなんて、はてなによくいるミニマリストっぽくなってきた。そのうち、聞かれてもいないのに、私の○○が一つしか無い理由、とかそういったタイトルを書きだすのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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